米国の議員4人がブリンケン国務長官に書簡を送り、ホワイトハウスは米国の制裁を受けている李家超・行政長官を11月にサンフランシスコで開催されるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に招かないよう要求した。6月9日付香港各紙によると、国務院外交部の汪文斌・報道官は記者会見この問題に触れ、「ホスト国は各メンバーの代表が順調に参加できることを確保する責任がある」と述べた。行政長官弁公室は「いかなる国の政府官僚も自身の国家の安全を守ることは当然のこと」と指摘した。ブリンケン国務長官に書簡を送ったのはマルコ・ルビオ議員をはじめとする民主党と共和党の議員4人。書簡では「われわれはバイデン政府が李長官に対する制裁を解除し、APEC首脳会議への参加容認を計画していることに失望を感じる」と述べている。香港版国家安全法が2020年に発効した後、当時のトランプ政権は特区政府官僚11人を制裁し、当時、保安局局長だった李長官も含まれていた。
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