選挙制度改善後の最初の選挙となる選挙委員会選挙が9月19日に行われ、20日朝に当選結果が発表された。21日付香港各紙によると、13分野グループで412人の候補者が364議席を争い、20日午前3時から続々と当選結果が発表された。午前7時にはすべての選挙委員が確定し、6分野グループですべて主流親政府派の調整名簿の候補が当選した。非親政府派が出馬した唯一の分野である社会福利界では3人が同列で55票を獲得したため、抽選により新思維の狄志遠・主席と的総愛心基金会の黄一峰・主席が当選。無所属民主派の周賢明氏が組織した7人の名簿はすべて落選した。狄主席は次期選挙委員の中でわずかしかいない非親政府派の委員となる。確定した1448人の選挙委員のうち民主建港協進連盟(民建連)が最多の150議席余り、続いて香港工会連合会(工連会)が76議席、香港経済民生連盟(経民連)が40議席余り、新民党が21議席を獲得した。
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