中国本土ブランドの電気自動車メーカー比亜迪(BYD)の香港のショールームとサービスセンターが襲撃された事件で、警察は6月15~16日に6人の男女を逮捕した。17日付香港各紙によると、警察の新界北総区反三合会行動組第2隊は情報分析と調査を経て監視カメラに映っていた4台の車両が事件にかかわっているとみて絞り込んだ。うち3台は赤ペンキをかけた犯人の車両、1台はシャッターに衝突した犯人の車両。警察は2日間にわたり元朗と屯門で逮捕行動を展開し、男性5人と女性1人(34~48歳)を逮捕した。職業は宅配配達員、自動車整備士、無職となっており、男性5人はすべて暴力団の背景をもち、うち1人と逮捕された女性はカップルだった。警察は少なくとも2人を刑事損壊罪で起訴する意向だ。目下のところ刑事損壊の動機はBYDブランドと関係なく、紛糾が原因とみられている。
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