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香港―社会

HIV感染者、第3四半期は85人増

衛生署衛生防護中心は11月26日、2024年第3四半期のHIV新規感染者数を発表した。新規感染者は18~75歳の85人で、うち男性は72人、女性は13人だ。感染経路は65人(97%)が性的接触によるもので、そのうち44人が同性または同性と異性両方との性的接触、21人が異性との性的接触によるものだった。これで香港のHIV感染者は1984年から累積で1万2308人となった。衛生署によると、香港の新規感染者数は2015年に過去最多を記録した以後は減少しており、今年は2つの四半期連続で90人を下回っている。香港域内での感染率は0・1%で、世界平均より低いという。

一方、24年第3四半期の新規エイズ発症例は20人。発症者のうち81・8%にあたる18人は、発症後に初めてHIVに感染していることが分かったケースだ。エイズ発症例は1985年から累積で2545人となった。衛生署ではHIVとエイズに関する情報をホームページで公開しており、ホットライン2780―2211で抗体検査の予約も受け付けている。抗体検査は無料、無記名、秘密保持で受けられるので、不安全な性行為をした場合には早めに検査を受けるよう呼び掛けている。

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