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香港―社会

ワクチンで飲食店の規制を緩和

林鄭月娥・行政長官は4月12日、記者会見を行い、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の最新の防疫措置を発表した。同日の香港メディアによると、林鄭長官は業界の強い要求に理解を示し、徐々に正常な生活や人員往来を回復させることやワクチン接種のインセンティブを説明した。今後は「ワクチンバブル」を基礎に防疫措置はワクチンを接種しているかどうかで調整すると指摘。また現行の防疫措置を2週間延長して28日まで維持すると発表した。飲食店の面では、顧客は「安心出行」を使用することにして、連絡先を記入することは受け付けないことになる。ただしスマートフォンを持っていない高齢者は免除される。第1段階としては、職員がすでにワクチンを接種していれば、1卓の利用を4人から6人に緩和し、店内飲食は午前零時まで延長できることとする。入店率は50%で、宴会は上限20人の規定は維持する。第2段階としては、職員がすでにワクチンを接種し、顧客は「安心出行」を使用することとし、店内の特定のエリアをワクチン接種者に限定する場合は、1卓の利用を8人まで拡大でき、店内飲食を午前2時まで可能とし、宴会の人数上限を100人に拡大できることとする。

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