中国人民銀行は9月25日、中国本土と香港の金融連携のさらなる強化に向けた支援を発表した。同日の政府新聞公報によると、これには様々な種類の海外機関投資家による中国本土債券市場におけるレポ取引の支援、スワッププロバイダーのプール拡大と管理メカニズムの最適化、香港向け日次取引枠の倍増となる450億元への引き上げ、関係部門との協力による香港市場への国債を含む人民元建て資産の供給拡大、そして香港における人民元国債先物の上場促進に向け、各方面との緊密な意思疎通と協力の継続が含まれる。
陳茂波・財政長官は「世界中の投資家の間で人民元建て商品への需要が高まる中、香港がグローバルなオフショア人民元ビジネスハブおよびリスク管理センターとしての役割はますます重要になっている。特区政府は国家の強力な支援の下、香港と中国本土の金融市場の連携を深め、拡大することに尽力している。また内外の投資家のニーズに応えるため、人民元建て投資商品とリスク管理ツールを継続的に拡充していく。本日、中国人民銀行が発表した一連の措置は、海外機関投資家による中国本土債券市場でのレポ取引の支援、スワップメカニズムの拡大・最適化と取引枠の拡大、香港市場によるオフショア人民元資産の供給拡大の支援、香港における人民元国債先物の上場加速など、私たちの取り組みを力強く支え、両地の債券市場の協調的発展をさらに促進するものである」と述べた。
特区政府財経事務及庫務局の許正宇・局長は「香港の人民元建て債券の発行額は毎年増加しており、2024年には1兆人民元を超える見込みだ。2023年の導入以来、スワップコネクトは順調に運用されており、取引量は着実に増加している。1日平均想定元本は2025年8月に200億元に達し、2023年の導入初月から5倍以上に増加した。中国本土債券市場への海外投資家の参加が増加するにつれ、関連するリスク管理ツールへの需要が高まっている。スワップコネクトのメカニズムを最適化することで、海外投資家による中国本土資産のリスクヘッジがさらに容易になり、ポートフォリオ管理の改善につながる。また香港における人民元建て商品の選択肢を拡大し、オフショア国債先物の導入を加速させるため、中国本土の関係機関と緊密に連携・協力していく」と述べた。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。





