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香港―経済

科技大開発の「天韻相機」が天宮へ

国家の「第15次5カ年計画」が航天強国(宇宙強国)建設の加速を明確に打ち出す中、香港の科学研究力が再び具体的プロジェクトで国家の航天戦略に貢献している。5月13日の香港メディアによると、香港科技大学(科大)が主導で開発した、世界初の軽小型かつ高解像度・高精度な二酸化炭素(CO₂)とメタン(CH₄)の点源協同探査器「天韻相機」は、11日に天舟十号で打ち上げられ、国家の宇宙ステーション「天宮」への搬入に成功した。同機は宇宙ステーションの長期科学ミッションに参加し、地球温暖化対策や国家の「カーボンピークアウト・カーボンニュートラル」戦略目標達成に重要な役割を果たすと見込まれている。これは香港初の国家宇宙ステーション搭載科学研究機器であり、香港の航天分野における歴史的ブレイクスルーを示す。

「天韻相機」は、科大の蘇慧・教授(土木及環境工程学系講座教授・傑出創科人)、張利民・教授(同系主任・講座教授)、翟成興・准教授(新興跨学科領域学部)ら率いるチームが開発した。軽小型で高解像度・高精度な温室効果ガス点源探査機であり、発電所や埋立地などの主要排出源を監視し、科学的根拠を提供する。

孫東・創新科技及工業局長は、今回の成功は香港の科学者が航天とグリーン低炭素分野で世界トップレベルの研究力を持つ証しだと述べた。葉玉如・科大学長は、チームを誇りに思い、香港の研究力が国家の最高レベルの航天プラットフォームに貢献できることを証明したと述べた。蘇教授は、厳しいサイズ・重量制限の中で高精度を達成したことは香港の先端研究力を示すと語った。

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