アジア医療健康高峰論壇(ASGH)が香港会議展覧センターで開催された。李家超・行政長官は開会の辞で、このフォーラムには15の国と地域から90人以上の著名なゲストが集まっていると述べた。5月11日の香港メディアによると、李長官は、世界が深刻な健康課題や人口高齢化、抗菌薬耐性の危機の拡大、さらには地域間の医療資源の不平等といった問題に直面している今、同フォーラムのテーマ「医療・健康分野におけるプレイクスルーの促進」は特に重要であると指摘した。
李長官は、2日間にわたるフォーラムには三つの重点があると述べた。第一に、国家の「第15次5カ年計画」における衛生・健康分野の機会(革新的医薬品、中医薬の現代化、シルバーヘルス市場など)、第二に、人工知能などの医療分野におけるブレイクスルーに関する先端技術、第三に、健康イノベーションと投資の動向である。
李長官は、香港はアジアをリードするイノベーション&テクノロジーの中心地であり、かつ粤港澳大湾区の中核であると述べた。医療イノベーションの分野では、香港は国家の第15次5カ年計画の戦略に積極的に連携し、革新的医薬品の審査メカニズムの最適化や臨床応用の支援を進めており、目標は香港を健康・医療イノベーションのハブとして発展させることにある。この目標達成の鍵は、臨床試験能力を加速し、生物医学の研究開発を実験室から臨床へと進めることにある。
李長官は、特区政府が設立した「粤港澳大湾区国際臨床試験所」がすでに河套香港地区で稼働しており、深センにある「粤港澳大湾区国際臨床試験センター」も稼働していると述べた。両者は大湾区の8700万人以上の人口資源を活用し、調整しながら臨床試験を実施し、新しい医療技術を患者により迅速に届けることを目指している。また李長官は、「香港医薬品・医療機器監督管理センター」が今年末までに設立される見込みであり、香港が信頼性の高い医療医薬品・機器のハブとなることを支援していくと述べた。
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