特区政府商務及経済発展局の邱騰華・局長は11月21日、新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行状況の悪化を受け、22日から開始する予定だったシンガポールとのトラベルバブルを2週間延期すると発表した。21日の香港メディアによると、邱局長は記者会見で「過去2日にウイルス流行状況は悪化し、感染経路不明のケースが増加している。トラブルバブルを2週間延期することは旅行者に対する不便と影響を低減できるため、比較的責任を持った方法」だと強調。両地政府は状況の進展に留意して意思疎通を図り、12月初めに改めて開始日を発表すると説明した。またシンガポール政府は今後3日間に感染経路不明の感染ケースが22件を上回った場合はトラブルバブルを棚上げすると表明した。
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