タイ各地で被害を出した3月28日のミャンマー地震であるが、ミャンマー中部に位置する巨大断層である「サガイン断層」の一部がずれ動いたことで発生したとみられている。地球は数枚のプレート(岩盤)に覆われているが、このうち、ユーラシアプレートとインドプレートの境目にあるのがサガイン断層であり、この断層がずれ動いたことで過去にも大きな被害を出している。1930年にはマグニチュード7.3の地震が古都バゴーで起き、500人を超える死者を出した。なお、今回ずれ動いたのは断層の一部であり、その後に余震が続いてことから、ずれ動かなかった部分に影響を与えている可能性もあり、今後一定期間は注意が必要だ。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

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