立法会で先にレジ袋有料化スキームの法改正が通過し、12月31日からレジ袋の料金は0.5ドルから1ドルに引き上げられることとなった。21日の香港メディアによると、31日からはレジ袋の料金引き上げとともに冷凍食品に対するビニール袋料金免除は取り消される。特区政府環境保護署の陸嘉健・副署長は21日、新スキームの内容を紹介。レジ袋の料金徴収が免除されるケースは、包装されていないか不完全な包装の食品、または非気密包装のテイクアウト食品・飲料に限られ、1回の会計ごとに1枚を無料とすることが基本原則となる。これまで原則的にリンゴを10個購入した場合はレジ袋が無料となったが、新スキーム実施後は1回の会計ごとにレジ袋は1枚だけの提供となり、さらにもう1枚のレジ袋が無料で提供されるのは特殊な状況に限られる。またビニール袋についても小売店で顧客が自由に取れる方式はやめてレジに置くよう提唱している。新スキームには1カ月の緩衝期間が設けられる。
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