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香港―社会

ワクチン接種の恐怖心抑えるべき

特区政府衛生防護中心は市民に新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンを接種する前後、血管迷走神経性失神を避けるため恐怖心や焦りを抑えるよう呼びかけている。4月3日の香港メディアによると、衛生防護中心は血管迷走神経性失神が一種の反射的な失神と説明。身体がある要素に遭遇した際に過度な反応を示すもので、血を見た際や極めて大きな感情の起伏が現れた際によく起きる。ワクチン接種も血管迷走神経性失神を招く可能性があり、患者はめまいや視覚がぼやけたり、短時間だが知覚を失ったり、失神したりするという。市民に対しては注射の前、注射の最中、注射の後の焦りや恐怖心を抑えるよう呼びかけている。政府は2日までに市民に約53万1200本のワクチンを接種した。約47万1400人は1回目の接種で、うち約32万100人は科興生物(シノバック)のワクチンを接種、約15万1300人はバイオNテックのワクチンを接種。約5万9800人はシノバックのワクチンの2回目の接種を受けた。

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