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香港―社会

交通事故、犬や猫をひいた場合も通報義務 

特区政府は車のドライバーが犬と猫をひいた場合も通報義務を課すことを盛り込んだ「2021年道路交通条例(改正)草案」を立法会で審議するという。2月10日の香港メディアによると、現行の条例では車を運転するドライバーが牛、馬、ロバ、ラバ、ヒツジ、イノシシ、ヤギをひいた場合にはただちに通報することになっているが、犬と猫は含まれていない。改正案では、犬猫をひいた場合も必ず停車し24時間以内に通報することが義務付けられる。違反すれば、1万5000ドル以下の罰金および禁固6カ月が科されるという。食物及衛生局は、近年犬猫を飼う人が増えており、犬猫の失踪や遺棄に加え、交通事故に遭うリスクも高くなっていると指摘。現行の条例では停車義務はないため犬猫が負傷することや治療機会の喪失、治療の遅れが社会的に注視されており、改正することを提案したという。立法会で2月24日に審議される予定だ。

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