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香港―社会

夏休み間近、海外でデング熱などに注意

世界保健機関(W HO)は先ごろ、デング熱の今年の患者数が1000万人を超えたとの集計を発表し、世界的な流行に注意を促しているが、政府衛生署も海外旅行が多くなるホリデーシーズンに先駆け、渡航中の衛生管理を呼び掛けている。7月12日付政府公報によると、直近(7月5日から11日まで)のデング熱感染者数は2人で、いずれも香港域外で感染した輸入例(潜伏期間中に渡航歴のある域外感染の患者)だ。患者の1人はタイ、もう1人はラオスとシンガポールに渡航歴があるという。当局によると、今年7月11日までに確認された感染例は累計36件、うち輸入例が33件、域内感染は3件となっている。ちなみに2023年は域内感染はなく、輸入例が62件だった。当局では香港域内あるいは海外滞在中にかかわらず、衛生環境に気をつけて蚊に刺されないように注意を呼び掛けている。香港周辺地域や近隣諸国のデング熱流行情報については政府衛生防護中心のウェブサイトで情報を随時更新しているので参考にするとよい。

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