在香港日本国総領事館は１０月９日、広州市天河区華強路における刺傷事件に伴う注意喚起を行った。広州市公安局天河区分局によれば、10月8日午後2時頃、広州市天河区華強路で刃物を持った男（60歳）が刺傷事件を起こし、3名が負傷した。在広州日本国総領事館から広州市の公安担当者に確認したところ、被害者の中に日本人はいないとのこと。容疑者は既に当局によって身柄を確保されている。広州市公安局天河区分局は本事件を捜査中であり、背景等詳細は現在のところ不明だ。
中国では9月30日夜、上海市松江区内のスーパーマーケットで刃物を持った男が殺傷事件を起こしたほか、各地（人の集まる場所等）において刺傷事件が発生している。総領事館は「当地の状況は中国各地の状況とは必ずしも同様ではないものの、外出の際は引き続き不審者の接近等、周囲の状況にくれぐれも留意し、安全確保に努めるようお願いいたします。また複数人で外出する等、十分な安全対策をとるようご注意ください」と注意を促している。
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