中国本土で入境者に対する「集中隔離7日+在宅健康観察3日」が「集中隔離5日+在宅隔離3日」に緩和されたことを受け、香港株は11月11日に急反発して1244ポイントも上昇した。14日付香港各紙によると、米国の消費者物価指数(CPI)が予測を下回ったことに加え、本土の入境検疫措置の緩和を受けて11日のハンセン指数は17325ポイントで引けた。過去1カ月で初めて17000ポイントの大台を回復した。金利豊証券研究部の黄徳几氏は「米国のインフレ緩和と本土の検疫制限緩和で香港株市場のムードは完全に好転し、今週は17000ポイントから18000ポイントの間で推移する」と予想。本土は「引き締めと見せかけながら緩和する」防疫政策を実施しており、今後徐々に緩和されることが見込まれるため市場にはプラスに影響し株価に反映されたとの見方を示した。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。