李家超・行政長官は『星島日報』のインタビューを受け、就任から1年を振り返るとともに今後の仕事を展望した。6月29日付同紙によると、李長官は基本法23条に基づく立法について「早ければ早いほどいい」と述べながらもリスクを軽視してはならず、特区を率いる者としては国家の安全への脅威を警戒しなくてはならないと指摘。遅くとも来年には立法するが、立法後に不備が見つかって改正を繰り返すようなことは避けたいと述べた。一方、政府が以前、フェイクニュースや虚偽情報を取り締まりを検討すると述べていたことについて、李長官は問題がコントロール可能で深刻でなければ立法しないと表明。香港は自由社会であることから「私の態度は必要ない限り立法しないほうがいい」と指摘し、優先するとしたら23条の処理との見方を示した。
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