李家超・政務長官は4月6日、記者会見を行った。同日の香港メディアによると、李長官は同日午後、林鄭月娥・行政長官に辞表を提出し、政務長官の職務を辞めるとともに基本法48(5)条に基づき中央政府が辞職を批准するよう行政長官に提案を求めた。辞表では辞職理由として、中央政府が辞職を批准した場合は次期行政長官選挙への立候補を準備するつもりと表明している。李長官は林鄭長官が2017年7月に保安局局長に任命し、21年6月に政務長官に任命したことに感謝を示したほか、40年余りにわたり政府において市民に奉仕できたことを誇りに思うと述べた。李長官は休暇に入り、中央から辞任の批准が得られれば速やかに次の段階について発表するという。

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