林鄭月娥・行政長官は10月8日、記者会見を行った。
林鄭長官は前週末からの連休について香港各地で発生した暴力・破壊行為が市民の日常生活や商業活動に影響していることや、特定の店舗を攻撃ターゲットにしていることを批判。さらに「暴徒が非常に残忍に一部市民を殴打しているのを見た」と述べ、「リンチを行ってはならない」との発言を繰り返した。
デモ隊が道路に違法にバリケードを作って車両の走行を妨げ、車内にいる人の身分証を検査するなどは完全に違法行為であり「香港は非常に危険な境界に入った」と指摘。すでに暴力行為は際限がなく、特区政府は最大の決心でこれら暴力行為を制止するとあらためて語った。
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