全国政協副主席で前行政長官の梁振英氏は3月3日、ロイターのインタビューを受け、次期行政長官選挙に立候補する可能性を示唆した。同日の香港メディアによると、ロイターの記者が梁氏に再び行政長官選挙に出馬するかどうかを尋ねた際、梁氏は「香港のため、国家のために最善をつくす」と述べ、過去の職務に戻ることは排除しないと明言した。梁氏はインタビューの中で、行政長官選挙に立候補するには40歳以上の中国国民で、香港に20年以上居住していなければならないため、自身は数百万人の香港市民の中で資格を持つ1人だと指摘した。現職の林鄭月娥・行政長官の5年の任期は2022年6月に終了する。現在66歳の梁氏は香港の政界と財界で一貫して注目され、林鄭長官の次の行政長官となる可能性が最も高いとみられている。
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