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華南―経済

深センの都市機能をアップグレード

深セン市政府広報は10月10日、記者会見を行い、「深セン市国土空間総体計画(2021 – 2035年)」に関する状況を説明した。「深セン市国土空間総体計画(2021 – 2035年)」が近日、国務院の正式な承認を得た。「計画」は国土空間計画体系改革後深セン初のマスタープランで、山水、林田、湖、草海の全要素を網羅し、陸と海の全域を初めてカバーしており、深セン市の各種開発、保護、建設活働の基本的な根拠となる。「計画」では深センの都市性質と核心機能位置を明確した。深センは、経済特区、国家革新型都市、現代海洋都市、国際的な総合交通拠点都市であり;全国的な経済中心、全国の先進製造業基地、対外開放門戸、国際科学技術イノベーションセンターの重要な担い手としての機能を発揮し、中国の特色ある社会主義先行モデル区を建設し、及び社会主義現代化強国建設の模範都市となる。

「計画」では主に9つの面を含めている。うち、地域協同の強化、ベイエリアの核心エンジン機能の発揮において、粤港澳大湾区を世界一流のベイエリアになろうと共同建設、珠江デルタ都市の融合発展の推進、深セン都市圏の建設加速、深汕特別合作区の高基準の建設を強調した。都市空間構造の最適化の面では、「一核多心ネットワーク化」の都市空間構造の構築を提起し、中核部の拡張と質の向上を推進し、格差化に発展の12カ所の都市機能センターと12カ所の都市機能ノードを配置し、全域のバランスが取れた発展、空間ネットワークの連携、資源要素の効率的な流動を推進する。「計画」では深センの各段階の目標ビジョンとして、2025年までに世界的な影響力を持つ経済中心都市と近代的な国際都市を建設することを掲げ、2035年までに世界的な影響力を持つ革新・創業・創意の都市と全国民が共有する美しく住みやすく幸せな家を建設し、2050年までに競争力、革新力、影響力の著しい世界の模範都市になることを提起した。

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