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華南―経済

深セン地下鉄13号線南区間が開通

深セン湾口岸に接続する深セン地下鉄13号線の南区間と他の4つの新線延伸区間が12月28日に開通した。29日付香港各紙によると、香港から多くの鉄道ファンが開通に駆けつけ、香港市民にとって深センへの移動手段の選択肢が一つ増えたと称賛し、13号線のスマートテクノロジー設備も体感した。『星島日報』の記者は28日の朝8時30分に深セン湾口岸に到着したが、駅の前にはすでに多くの人が始発列車に乗ろうと待ち構えていた。9時半前にはすでに数十人の鉄道ファンが駅への入場を待っており、地下鉄深セン湾口岸駅C出口前は大混雑だった。

始発列車は当初の時刻より3分早い10時15分に正式に発車した。約13分後、列車は高新中駅に到着し、深セン・香港の多くの鉄道ファンが列車から降り立ち、「到着!到着!深セン地下鉄13号線は開通は本当に興奮する!」と歓声を上げた。深セン湾口岸駅と高新中駅では地下鉄スタッフが記念キーホルダーを乗客に配布した。13号線は全部で16駅あり、同日開通した南区間は7駅のみで、羅湖、福田、空港、宝安などの主要駅への乗り換えが可能となり、香港市民にとっては深センへの移動がより便利になる。

羅湖区に住む鉄道ファンのシャンシャンさんとランさんは、13号線開通を「質的飛躍」と表現し、深センの主要出入境管理所すべてに地下鉄が接続し、香港へ行くのがより便利になったと述べた。元朗の中学生、ロンさんは13号線の開通を祝って電子ハンドサインを自作。深セン湾口岸からの地下鉄が開通すれば、より多くの香港市民が訪れ「深セン湾はますます人気になるだろう」と述べた。

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