タイ中央銀行のセータプット総裁によれば、米ドルの価値変動に対応すべく、タイと中国の中央銀行の間で、タイ・中国2国間においてタイ・バーツと人民元を貿易決済に使用できるようするための話し合いが進められている。タイ側はこの件について中国の中央銀行である中国人民銀行とすでに協議しており、5月にも中国側担当者と意見を交換する予定だ。なお、国連機関のデータによれば、2021年のタイの対中国輸出は365億8000万米ドルで、果物・ゴム・機械類などが主要輸出品となっている。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)
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