香港警察は4月12日、新たな電子消費券が支給された7日以降に15人を逮捕したと発表した。12日の香港メディアによると、逮捕されたのは男性11人、女性4人で、年齢は20~66歳、職業は調理師、タクシー運転手、ウエイター、会社経営者、無職。うち4人は消費券を現金に換金して差額を儲け、ほかの11人は他人を装って消費券を盗み取った疑いがあり、詐欺、詐欺計画、窃盗の容疑で逮捕された。容疑者らはすべて保釈された。警察は主に3つのタイプの犯罪手法が使われたと説明。1つは被害者を装って消費券を登録、あるいは被害者から委任されたと偽って消費券を他の支払いプラットホームに移転させて利益を得る方法だ。被害者が自身で消費券を登録しようとした際に発覚して通報した。また消費券計画秘書処では何者かがすでに死亡した知人の個人情報で登録していたことを発見し、警察に通報した。

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