香港空港管理局(AAHK)は12月13日、香港国際空港の2021年11月の利用統計を発表した。11月の航空貨物取扱量は前年同月に比べ10・1%増の47万8000トン。貨物取扱量が増加したのは再輸出が同16・5%増加したことによる。貨物取扱量は北米、欧州、東南アジア向けの増加が最も目立った。11月の旅客数は同48・1%増の延べ18万人。離着陸数は同18・4%増の1万4875便だった。旅客数は依然として少なく、コロナ禍が始まる前の2019年以前の水準にはほど遠いものの、北米に向かう中国本土客のトランジット利用の増加が顕著だった。一方、今年1~11月では、航空貨物取扱量は前年同月に比べ12・9%増の460万トン。旅客数は同86・3%減の延べ120万人。離着陸数は同12・0%減の13万300便だった。

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