特区政府衛生署衛生防護中心は１１月２４日、２０２０年第３四半期のＨＩＶ新規感染者数を発表した。新規感染者は１２５人で、うち男性は９６人、女性は２９人だ。感染経路は５３人が同性または同性と異性両方との性的接触、３４人が異性との性的接触だった。しかしその他の３８人は感染経路が特定できていない。新規感染者の約６５％にあたる８１人がすでに衛生署および医院管理局管轄下のＨＩＶスペシャリスト・サービスによって治療を受けている。これで香港のＨＩＶ感染者は１９８４年から累積で１万６７５人となった。一方、２０年第３四半期のエイズ発症例は３２件。発症者の感染経路は１６人が同性または同性と異性両方との性的接触、１３人が異性との性的接触だったが、残り３人については感染経路が特定できていない。エイズ発症例は１９８５年から累積で２２０８人となった。衛生署ではＨＩＶとエイズに関する情報をホームページで公開しており、ホットライン２７８０―２２１１で抗体検査の予約も受け付けている。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。
