林鄭月娥・行政長官は5月14日、新たに建設されたMTR会展(エキシビションセンター)駅でMTR東部線海越え区間の開通式に出席した。同日の香港メディアによると、林鄭長官は開通式を主宰するとともに、全長6キロメートル、所要時間約7分の紅●駅から金鐘駅までの新路線に乗車し、午後にはフェースブックにコメントを掲載。「香港第4の海越え鉄道の開通を見届け、十分興奮した」と述べた。林鄭長官は「今期政府が幸いにも香港の多くの重大な運輸インフラの落成・供用を見届けた」として、広州―香港間高速鉄道香港区間、MTR屯馬線、セントラル―湾仔間バイパス、屯門―チェクラプコク間トンネル、港珠澳大橋を挙げた。2年余りの新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行によって越境インフラはまだ完全に機能を発揮していないが、これらは香港の国家発展の大局への融合と粤港澳大湾区1時間生活圏の形成にとって鍵になると指摘した。MTR東部線海越え区間は15日朝に正式開通となる。【●=石へんに勘】

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