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香港―社会

「安心出行」撤廃など防疫措置緩和

特区政府は12月13日、5項目の防疫措置を14日から変更すると発表した。13日の香港メディアによると、5項目の防疫措置の変更内容は以下の通り。(1)「安心出行」のスキャン機能を撤廃し、14日から施設の責任者は「安心出行」のQRコードを掲示する必要はない。ただしワクチンパスは引き続き維持し、市民は「安心出行」の右下をタッチしてワクチンパスの機能を起動できるほか、「智方便」「医健通」を使用してワクチンパスを提示してもよい。入境者、高齢者はワクチンパスのプリント、スマホのスクリーンショットを使用してもよい(2)ワクチンパスの「黄色コード」を撤廃し、市民と旅行者は入境後、即日から指定の場所に出入りすることが可能となる(3)中国本土の防疫措置に対応し、14日から本土・マカオに赴くために出境する際の特別核酸検査の措置は撤廃する。本土・マカオへの入境者は48時間以内のPCR検査の陰性結果を所持していればいい(4)政府は住宅の検査公告発令を減らし、より多くの快速抗原検査キットの配付することに変更。定期PCR検査グループの範囲も縮小するが、学生に対する毎日の快速抗原検査は維持する(5)在宅感染者の電子リストバンド着用を撤廃する。同措置はコストパフォーマンスが低いことによる――。

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