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中国―経済

インバウンド集客の鍵は体験とSNS

クレソン株式会社(本社:埼玉県さいたま市)は、中国向けソーシャルメディア活用のノウハウと日本文化体験提供の知見を組み合わせた、新しいインバウンド集客支援サービスを開始した。中国の人気SNS「小紅書(RED)」等での情報発信、中国人インフルエンサーによるプロモーション、さらに日本ならではの体験コンテンツ開発を一体化させ、訪日中国人観光客の誘客を総合的に支援するサービスである。同サービスにより、ホテル、小売、飲食店、全国チェーン、商業施設、地方自治体まで、ポストコロナで再拡大する中国人観光客市場を効果的に取り込むことが可能になりる。

2019年の訪日中国人旅行者は約959万人、2024年には約698万人と、コロナ前の7割程度まで回復。一方、2024年の香港からの訪日客は約215万人で、人口約741万人のうち約30%が訪日している計算となる。対して、中国本土の人口約14億人のうち訪日経験者はわずか0.5%程度。仮に訪問率が1%に引き上がれば約1,400万人、5%なら約7,000万人が日本を訪れる可能性がある。これほどの成長余地を持つ市場は他にない。さらに中国人旅行者の旅行先選定・情報収集にはSNSが重要な役割を果たしている。小紅書(RED)や抖音(Douyin、中国版TikTok)など中国主要SNSでは、旅行の口コミや体験談が日々共有され、特に若年層はSNSで得た情報をもとに訪問先を決める傾向がある。加えて、近年の傾向として中国人観光客は高級ブランド品などの「モノ消費」よりも、思い出に残る「コト消費」や体験価値を重視する志向が強まっています。旅先でSNS映えする体験を求める声も増加しており、日本旅行ではショッピングに加え、文化体験や交流イベントが注目されています。こうした市場環境の中、日本の企業や自治体が中国人観光客を効果的に誘致するには、デジタル(SNS)とリアル(体験)の両面からの戦略的アプローチが求められています。

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